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Garden in Jan/Feb 2004


Sunday, 29 February 2004

明日から暦の上では秋。日中は暑くても朝夕は涼風が吹き、すっかり秋らしくなってきています。日も短くなり夜はマツムシの音が聞こえてきます。庭にはロリキーがまた遊びに来るようになりました。写真はうちのアプリコットにとまっているところを本日撮ったものです。ムスカリ、トリトニア、フリージア、秋咲きクロッカス、シクラメンなどが芽を吹き出し始め、ハイビスカスやポリアンサスが咲き始めました。トウガラシが色づいて来たのでバイオダイナミックカレンダーにもとづいて秋に増えてくるアブラムシなどの羽虫用のトウガラシスプレーを作りました。

レインボーロリキー
レインボーロリキー
ミズナ?
ミズナxチンゲン菜?
ウィンターセボリー
ウインターセボリー

コンポストから勝手に生えてきた野菜達はみな素性のわからないものだらけ。去年作った菜種系の野菜が交配した物がいろいろあります。写真の野菜はミズナのようでミズナよりも葉が広くて茎がぱりっとしています。今日のお味噌汁になりました。多分、ミズナとチンゲンサイ或いは白菜のかけ合わせのようです。白菜の形をしているけれども緑色が濃くてとげが生えているのは白菜とマスタードが交配した物のようです。大根の葉に紫の細い根は大根とマスタードのかけ合わせかな?去年はラディッシュと大根のかけ合わせができました。アオムシにやられ放題のもあれば、まったくぴんぴんしているのもあり、観察していてなかなか面白いです。弱いもの、要らないものはそのまま引っこ抜いて味噌汁の具になったり緑肥になったりします。こんなことも家庭菜園だからこそ気軽に楽しめることなのかもしれません。


Saturday, 28 February 2004

クリスマスプレゼントとしてやってきた子猫のタマラももう生後5ヶ月となり庭に出す機会も増えてきました。バンタム鶏が外に出ていない時に午前と午後1時間ぐらいずつ出しています。昨日は庭に来た大きな黒いデブ猫に初遭遇。勝ち目はないのに必死に背をまるめてフーフーいっているところをうちの相棒に助けられました。すっかりびびっていたらしくその後もしばらく固まっていたとのこと。今日は週末で私が庭にいたし、近所のデブ猫ども(夜中にうちの庭ですごい声を出してけんかしている)も訪れなかったので、タマラは外の空気を思う存分満喫し、初めてボトルブラシやユーカリの木に登ったりもしました。降りるときは宙ぶらりんになったりしてかなり無様でしたが・・・

ヘベに蝶
ヘベの蜜を吸う蝶
木登りタマラ
木登り初体験
グリーンゼブラ
Green Zebra

庭からとったハーブや野菜が食卓に並ぶことが増えてきました。インゲン、トマト、チャイブ、しそ、クレソン、ニンジン、パセリ、チンゲンサイ、パプリカなどです。トマトは緑色の縞が特徴のエアルーム・トマト「グリーン・ゼブラ」が収穫時期を迎えました。今日はトウモロコシも2房収穫し、夫婦で1房ずつ楽しみました。市場で買って庭に埋めておいたサツマイモが先日の暑さで芽を吹き出し始めました。もうそろそろ秋だしちょっと遅いかな。


Monday, 23 February 2004

先週末は暑すぎて庭仕事が出来なかった分、今週末は大忙しでした。まず、猛暑の後にアオムシが大量に増えました。毎夕、手で取ってはニワトリにやっていたもののあまりの多さにうんざり。とうとうバイオダイナミック風に自家製アレンジしたスプレーを作ってみることにしました。まず庭からとったアオムシを20匹くらいとトウガラシ1本を水を張ったびんに3日くらい漬けておいて、ペット用のニーム石鹸をちょっと混ぜて日曜日にアオムシだらけのブロッコリにかけてみました。アオムシ・スプレーはけっこう臭くていかにもアオムシが繁殖する気を失いそうです。今日もまたニワトリのエサのためにアオムシ狩りをしたけれど数は気のせいか少なくなっているような感じ。多分効くのは卵にたいしてだと思うから効果がわかるのはもうちょっと先のことでしょう。

Galtonia
ガルトニア
Compost Tomato
コンポストマト
コンポスト野菜
コンポスト野菜

去年買ったガルトニアの球根が見事な花をつけました。背丈が1メートルにもなる大きな球根で結構高かったので嬉しい。野菜の方はといえば、コーン、トマトの収穫が始まり、インゲンはそろそろ終わりそうです。トマトは植えもしなかったのにコンポストからにょきにょきと出てきたものが一番威勢が良かったりします。多分エアルーム種の「Tommy Toe」だと思います。この間フルーツを鉢植えしたワインバレルからもトマト、大根、ミズナなどのコンポスト野菜が威勢良く生えてきて第二の野菜畑になっています。こんな大きなワインバレルに市販の鉢用の用土を使うのはもったいなかったのでそのままコンポストを入れて川石を上に敷いておいたら石の間から野菜が勝手に芽を吹き出したのです。もう野菜はコンポストにまかせて種を蒔くのはやめにしようかなとさえ思ってしまいます。


Sunday, 15 February 2004
のびた猫
暑いニャン

バレンタイン・デーの昨日、メルボルンは40度を越える猛暑となりました。飼い猫のタマラにとっては生まれて一番暑い日になりすっかり長くなってくたばっていました。たまっている庭仕事もとても出来る状態ではありません。朝にちょっと働いただけで大汗が出てきてガーデニングは諦めて海に泳ぎに行きました。5時半過ぎてから行ったのに砂が熱くて裸足で歩けませんでした。庭の植物達も暑さでしなっとなっていましたが真夜中にざざーっと恵みの雨が降ってくれたので大助かりでした。今日も昨日よりは多少ましはいえ、じりじりと日射しが強くて日なたにはいられたものではありません。ということで今週末はガーデニングはお休み。トマトとインゲンの収穫だけしました。


Friday, 13 February 2004
ぼかし
豪州産ぼかしを入手

メルボルンのフェデレーション・スクエアで今日から3日間開催されているSustainable Living Festivalに仕事の後に寄ってきました。ガーデニング関係のものも多少ながら出展されていたのですが、そこで偶然にEMぼかしを見つけてしまったのです。嬉しくなって早速買ってきました。今まで欲しいと思いながらも検疫の厳しいオーストラリアには持ち込めないだろうと思っていたのですが何とオーストラリアで製造販売していたとは。しかもメルボルンで!生ゴミリサイクル用のバケツは日本から輸入したもので、ぼかしは最初の種は日本から輸入して今はオーストラリアで殖やしているそうです。オーストラリアでぼかしを入手したい方はEco Organicsという会社が扱っていますよ。


Sunday, 8 February 2004
トンボ
トンボ

2週間不在にしている間に雨が降ったらしく義父母も2回ほど水やりしてくれていたので庭はまあまあのコンディションでした。スイートピーやアカンサスはすっかりカラカラになって終わっていましたが、野菜類は概ね順調に育っていました。トウモロコシは穂を出し始め、トマトは実が大きくなり、インゲンは収穫が始まっていました。プラムは義父母が穫っておいてくれたおかげで完熟したものを賞味することができました。美味!

池に目をやると花菖蒲の葉の近くの防鳥ネットにとんぼがしがみついているのを発見。外から入り込んだとは考えられないので、きっと池の中から孵化したもののネットの外に出られなくて困っていたのでしょう。大きさは赤トンボくらいでしっぽの部分にきれいな青模様が入っています。ネットをはずしてやるとどこかへ飛んでいきました。


Saturday, 24 January 2004
トウモロコシ
トウモロコシと紅花インゲン
色づき始めたプラム
色づき始めたプラム
夏らしい良いお天気が続いていますが、日は少しずつ短くなってきているのが感じられます。前庭ではサルビア・インディゴ・スパイヤーがきれいに咲いています。ホリーホックはそろそろ終わりそうです。トウモロコシが膝丈ぐらいまで育ってきています。枝豆やトマトも小さい青い実がすずなりについてきました。菜園のフォーカルポイントになっている紅花インゲンが満開を迎え、小さなさやをたくさんつけ始めました。ネクタリンとプラムは色づいてきましたがまだ硬いまま。不在の間に熟れそうなので、留守番係の義父母に楽しんでもらうことになりそうです。明日から二週間留守にするので今週は乾燥対策のためよく熟れた馬糞を畑にまき、水をたくさんやりました。豆のタネも追加で少し蒔きました。帰って来るまでカラカラになっていませんように。

Saturday, 17 January 2004
風見鶏
風見鶏と背後のワイン樽
タンジーの花
タンジーの花
風見鶏を買いました。たまたまテラコッタポットを探しに入った店でいつもなら70ドルくらいする鉄製のもの(ブロンズ製だと100ドル以上)が40ドル以下で売っていたのです。いままで欲しいと思いながらもなかなか手が出なかったので、この機会に買ってしまいました。さっそく菜園の一角に据えて、エクステリアの仲間入り。また、別の園芸店ではワイン樽を2つ買ってきました。義父母からもらったアーモンドの木と梨の木をどこに植えるか悩んでいたのですが、しばらくはこの大きなワイン樽に収まっていてもらうつもりです。畑には苗ポットに植えていたキュウリ、ズッキーニ、トマト、なす、へちま等を植え付けました。ハーブはタンジー、ヤロウ、ウィンター・セボリー、タイムなどが花をつけています。前庭ではフジウツギの花が満開を迎え、蝶がたくさんやってくるようになりました。

Tuesday, 12 January 2004
ブラックバードの雛
救助したブラックバードの雛

パティオのキウイフルーツの茂みにブラックバードが巣を作り、週末には巣の方からヒナ達の鳴き声が聞こえてきました。土曜日に巣を見上げていたら、底に空いている穴からヒナの片足がはみ出しているのを発見。「落ちそうだね、大丈夫かな〜」と言っていたら翌日の日曜日に落ちてました。相棒がパティオを掃いていたら片隅にブラックバードのヒナが佇んでいるのを発見。まだ目も開いていない不格好なヒナです。ケガもなく無事だったので、早速巣の底を補修してヒナを巣に戻してやりました。この話を月曜日に同僚に話すと、怪訝そうな顔をして「親鳥は一度拒否したヒナは二度と受け入れない」ことを教えてくれました。でも親鳥はその場にいなかったし大丈夫だといいなと思っていたのですが、これが最悪の結果になってしまいました。ヒナ全滅。巣に戻ってきた親鳥が全部のヒナを巣から落としてしまったようです。自分達の無知を思い知らされました。本来ブラックバードは保護すべきオーストラリア固有の鳥ではありませんがやはりちょっとショック。

一方ブラックバードの巣から2メートルくらい離れたところでもうかれこれ3ヶ月も巣を温めていると思われる野鳩はいっこうに雛を孵す見込みなし。もう何度巣の下に割れた卵を発見したことか。そして凝りもせず新しい卵を産んで再挑戦しているようなのです。相棒が落ちていた卵の中身をチェックしてみたのですが、どうも無精卵のような気配。飼われている鶏やうずらが無精卵を産むのはわかるのですが野鳩もなの?ちょっと可哀想。


Saturday, 10 January 2004
スウィートピー
スウィートピー
八重咲きホリーホック
八重咲きホリーホック
誕生日にもらったスウィートピーのタネ。季節的に遅いかなと思いながら春になってから蒔いたものですが無事に育って今頃咲き始めました。あまり暑くならない場所が幸いしたのでしょう。夕方でも芳しい香りを発散させています。また3年前に蒔いてこの2年間全然成長しなかったホリーホックが今年になって背を伸ばしはじめて3年目にやっと花をつけました。八重のホリーホックはまるでオールドローズのような美しさですっかり一目惚れしてしまいました。乾燥してきた庭では多肉植物がペンダントのような花をつけています。一方、裏庭の野菜畑では紅花インゲン、トマト、枝豆などが花をつけ、レタスは暑さでトウが立ってきました。

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