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ムーン・カレンダー

月の引力が潮の満ち引きに影響を与えるように私達の体内も月の影響を微妙に受けています。一般的に月が満ちていくのにともなって土中の水分や生物の体内水分は増加(上昇)していき、月が欠けていくとともに減少(下降)していくといわれています。

この原理をガーデニングに適用して月暦にそった種まきを実践すれば種の発芽率が高まるという意見があります。こちらのオーガニック・ガーデニングの本にはよくこのムーン・カレンダーによる種まき法が紹介されています。

月 暦





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半月

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満月

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半月

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新月(0)
水分は土中の奥深くに沈んでいる。新月の前後1、2日に植物を植えると水分不足により木質化する可能性があるので避けた方が良い。
Phase 1(0-7.5日目)
一年草で植物の外側に種子をつけるもの、すなわち穀物や菜っ葉類(レタス、パセリ、ほうれん草、バジル)やキャベツ科のもの(キャベツ、ブロッコリ、カリフラワー)等を植えると良い。これらの種は小さく発芽期間は短め。
満月までの水分増加時には地面より上方に育つ植物やほとんどの花の植替え、接ぎ木、種まきに適している。この時期に収穫したハーブはより芳香がある。この時期に伐採されたクリスマスツリーは針葉が落ちるのが遅いといわれている。すぐ食べるための果物はこの時期に収穫するのが良い。しかしながら薪は煙をよく出すのでこの時期に伐採しない方が良い。月の満ち欠けは一日の中でも起こり、この時期は朝に植物を植えるのが良い。
Phase 2(7.5-15日目)
一年草で実を形成したりして植物の内側に種子をつけるもの、すなわちトマト、豆類、なす、かぼちゃ、ピーマン、とうもろこしなど実のなる野菜を植えるのに適した時期。蔓性の植物を植えるにも良い時期。
満月(十五夜)
満月時は水分が土中や植物の上部に集中する。多くの実験で満月の二日前あたりに種を蒔くと発芽率が良くなることが確認されている。果樹の樹勢を抑え結実を進めたい場合は、満月期に剪定すると良い。
逆に満月あたりには水分過多で腐食を起こす可能性もあるので水腐れの原因となる行為(例えば湿潤な季節に根を傷める移植をするなど)は避けた方が良い。
また、虫は満月時に産卵を行う傾向があるため、害虫駆除をする場合は孵化直後の一齢幼虫を狙って満月の数日後に行うと効果が高い。
Phase 3(15-22.5日目)
にんじん、だいこん、かぶ、じゃがいもなどの根菜や球根を植えるのに適した時期。二年草、多年草、灌木や木を植えるのにも適している。植替えやさし芽をとったり、株分けして増やすのにも良い。この時期に収穫した根菜は日持ちすると言われる。
土中の水分がどんどん下がっていくこの時期には地面より下方に育つ根菜等の種まきや植替えに適している。また、しっかりした根の成長が必要な灌木や木を植えるのにも良い時期。冬期間保存する穀物や果物は月の欠けていく時期に収穫するのが良い。この時期の植えつけは午後から夕方にかけてが良い。
Phase 4(22.5-29日目)
土中や植物中の水分はどんどん下降していくので、種まきや移植には適さない。植物の一般的な剪定や雑草抜き、芝刈り、干し草作り、貯蔵用の穀物の収穫などに適した時期(但し、これから生長を望む若木の剪定は新月直後)に行うと良い。この時期から新月にかけて伐採された木材は樹脂の出が少なく、虫がつきにくくて良いとされる。薪も煙が出ない。
新月に戻る

科学的に実証されているわけではなく効果は本当に微妙なものかも知れません。また、植物の成長に影響を及ぼす自然界の摂理として、実際は様々な要素が絡み合って異なる作用を及ぼしあっていますので、その一要素に過ぎない月の満ち欠けの影響が万事有効となるとは限りません。(これについては バイオダイナミック・カレンダーのページもご参照下さい)。

とはいえ特別な手間もかけずに効果が出るのなら試してみる価値はあるのでは? 古代ローマ、ギリシャ、中国を始め、世界各地の少数民族の間でも月歴は農業に大きな役割を果たしてきました。 太陰暦に従って農業を営んできた昔の農民達に倣って、現代のガーデニングの中に月暦を復活させてみませんか?

ムーン・カレンダーの購入先:

Gardening and Planting by the Moon   Nick Kollerstrom (著) ペーパーバック: 144 p ;出版社: Foulsham
月と季節の暦
13の月の暦
ムーンフェイズ(月齢表示機能)を装備した高機能モデル腕時計
iPadアプリ The Moon Calendar

初筆-2001年3月、最終更新-2011年12月


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