和名:ヤーコン/アンデスポテト(キク科)
英名:Yakon
学名: Polymnia sonchifolia(Asteraceae)
原産地:南米のアンデス高原
収穫:秋から冬
食用部位:塊根(生食可)、茎葉は乾燥してヤーコン茶として利用
調理法:塊根はサラダやジュース・煮物・炒め物・揚げ物・漬物等に利用。また、シロップは砂糖の代替甘味料として利用できる
特徴:フラクトオリゴ糖を含み、糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞の予防効果がある低カロリー食品。フラクトオリゴ糖は
夏場に元気に育ったヤーコンです。葉茎はひまわりにちょっと似ていますが花は目立たないものです(菊芋に似ています)。高さは1メートル以上になりますが菊芋ほど高くはなりません。病虫害の被害も特になく、非常に丈夫なので放ったらかしでOK。タネ芋は知人から譲ってもらいました。
葉茎がすっかり枯れてから冬場に掘り起こしたところ。茶色っぽいさつまいも型と赤っぽい里いも型の2種類の根茎がついています。大きい根茎は直径5センチ、長さ20センチぐらいです。芽がついている赤い根茎は収穫して日にちが経つと菊芋と同様にぶよぶよになってしまうので翌年用に分けてまた土の中にもどします。
2種類の根茎を切ってみたところ。両方ともそのまま食べることができます。みずみずしくてあっさりとした甘味があり、味、歯触りともに梨によく似ています。収穫後日にちが経つにつれて甘味が増します。酸化すると黒っぽく変色しますので、調理する場合は5分程水につけてあく抜きすると良いそうです。皮の部分にはポリフェノールが豊富に含まれているそうです。
ヤーコンの入手先リンク
初筆-2005年8月