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Winter Garden

メルボルンの6月はいっきに日が短くなり、気温もどんどん下がってきます。雨量も多くなり暗くてじめじめした日が続きます。庭は変化に乏しくガーデニング活動も小休止。インコなどの野鳥達がえさを求めて庭にやってきます。7月から8月は一番寒い時期で朝晩の冷え込みも厳しく霜が降りることもしばしば。とはいえ、雪が降ることはめったにありません。8月になってくると日も徐々に長くなり気の早い植物が芽を出し始めます。いつのまにか木の芽やつぼみが膨らんでいるのに気がつき春がもうそこまで来ていることを実感します。

Blossoms

ワトル
7月、オーストラリアの国花であるワトル(アカシア)が前庭で満開の花を咲かせます

庭の桜や果樹が葉を落とし、宿年草の多くも地上から姿を消し庭はとても寂しくなります。この寂しい時期に元気に花を咲かせてくれるのが、マーガレット、キンセンカ、フェリシア、アフリカン・デイジーなどのデイジー系。これらの花々の他に寂しい庭を彩ってくれるワトル、コレア、ウィンター・アイリス、スイート・アリッサム、アブチロンは貴重な存在です。我が家の冬のテーマカラーは黄色や赤などのビビッド・カラー 。日も短く雨の多い冬の庭は室内から窓越しに眺めたときに薄暗くてはっきり見えないのです。そんな暗い天気の中で暖色のはっきりした色は闇の中の一条の光のようにひときわ引き立ちます。

Winter Iris
ウィンター・アイリス
ジンチョウゲ
ジンチョウゲ
アフリカンデイジー
アフリカンデイジー

家にこもりがちの冬に室内で目を楽しませてくれるのはシンビジウムやアンスリウムの花達です。シンビジウムは黄色と黄緑色の2品種が隔年ごとに交互に咲いてくれるので毎年楽しめます。

黄色のシンビジューム
黄色のシンビジウム
シンビジウム
黄緑色のシンビジウム
アンスリウム・シェルツェリアヌム
アンスリウム・シェルツェリアヌム

冬至が過ぎて日が少しずつ長くなってきた7月下旬にはジンチョウゲ、ポリアンサス、すみれ、春菊、つつじ、ジャスミン、椿の花も仲間入りし、ヒヤシンス、フリージア、水仙、ムスカリ、スプリングスター、オーニソガラムなど気の早い球根が咲き始めます。

赤椿
赤い椿
オーニソガラム・ヌータン
オーニソガラム・ヌータン
Tete a Tete
ミニチュア水仙"Tete-a-tete"

8月、スイートアリッサム、フリージア、オレンジブラッサム、ジンチョウゲ、ジャスミンの芳しい香りが庭に満ちあふれると春の訪れももうすぐです。

Harvest

秋のようにいろいろなものが穫れるわけではありませんが、冬の間も少しは収穫できるものがあります。この時期に収穫できるものは白菜、チンゲンサイ、レタス、ルッコラ、チコリ、コリアンダー、クレソン、春菊などの青菜がメインです。ラディッシュ、トウガラシ、大根、カリフラワーなども少量ながら収穫できます。

フルーツは6月から7月にかけて秋獲りのラズベリー「ヘリテージ」が収穫できるほか、真っ赤な果肉が特色のマルチーズ・ブラッド・オレンジが色づいてきます。

チコリ
チコリ
ブラッドオレンジ
ブラッドオレンジ
ラズベリー
ラズベリー「ヘリテージ」

雨が多くなってきて湿った畑はカモミールやキンセンカのこぼれ種がぎっしりと芽をだして畑を覆い尽くします。そんな小休止中の畑の中に植えつけたそら豆や絹サヤも元気に芽を出し始めます。豆類は土中の窒素分を調整してくれる働きがあるので夏野菜を育てて疲れた土を小休止させている冬場に育てるにはもってこいの野菜です。

Guests

冬になると夏場はみかけない様々な野鳥がえさを求めて住宅街にやってきます。ロゼラやガラーなどのインコの種類が群れになって木の実を食べているところをみかけられるようになります。

Chooks and Pond

春に姿を見せ始めた赤ちゃん金魚が黒から赤や白の鮮やかな色に変身したかと思ったらもうそのうちの半分がお腹をぱんぱんにしています。次の春が訪れる10月頃にはまた新しい生命の誕生ということになります。

Jobs

白菜がやっと結球してきたと思ったら、ナメクジ・ベイビーの住みかになってしまっています。オーストラリア固有種のレオパード・ナメクジは肉食性でほかのナメクジを食べるので駆除する必要はないと聞いていたのですが、赤ちゃんナメクジは別のようです。しかも、悲しいことにこのレオパード・ナメクジの赤ちゃんを捕ってニワトリにやっても全然興味を示さないのです。同じく白菜の葉の裏にしのんでいるカタツムリの赤ちゃんは喜んで食べるのに・・・うちのニワトリはグルメになってしまったのか? 当分、自分の手で駆除する日々が続きそう・・・・

冬場は寒いし日も短く雨も多いしガーデニングのできる時間は限られています。そんな冬にもしなければいけない仕事はいろいろ。果物の木やつるバラなどの剪定、鉢植えの植物の植替え、花菖蒲や睡蓮の株分けの他、落ち葉や剪定した枝を集めて新しいコンポストをつくったり、出来上がったミミズコンポストを畑にばらまいたりとけっこう重労働の仕事が多かったりします。そして日が暮れると暖炉の前でお茶を飲みながらガーデニングの本やカタログを眺めて楽しみます。春の訪れを待ちわびながら次シーズンのプラン練ったり果物やバラの苗を安価で購入することができる冬場は違った意味で楽しい季節です。

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