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Summer Garden

暑くて乾燥が激しい12月から2月は、こまめな水やりが欠かせない時期ですが、クリスマスやお正月、夏休みの準備などで、どこの家庭もガーデニングにはあまり手がまわらないのが実状です。日中は紫外線も多くとても暑いので、庭に出られるのは早朝か夕方のみ。夏時間のおかげで夜の10時近くまで明るいので、平日会社から帰ってきた後にも庭に出られることが勤め人にとっては嬉しい季節。しかし、2月も半ばになってくると日はどんどん短くなってきます。

Blossoms

南半球の12月といえば北半球の6月と同じ。梅雨はないメルボルンでもアジサイは北半球の6月に相当する12月が見頃です。ただし乾燥するとすぐにくたっとなるのでこまめな水やりがかかせません。

アジサイ(ピンク)
玄関横のアジサイ
アジサイ(ブルー)
窓辺のアジサイ

メルボルンの夏は乾燥していて、日射しもかなり強く、暑いときには40度近くまで気温が上がります。暑さを吹き飛ばしてくれるようなすがすがしい白やブルーの組み合わせが我が家の夏のテーマカラー。ロベリア、ヤグルマギク、サルビア「インディゴ・スパイアー」、ピグミー・デルフィニウム、コルシカン・カンパニュラの青と、かすみ草、パイレスラム(Pyrethrum=除虫ギク)等のさわやかな白のコンビは強い日射しの中で色がボケてしまうこともなく夏らしい色彩を庭に与えてくれます。

ピグミー・デルフィニウム
ピグミー・デルフィニウム
ヤグルマギクと除虫菊
ヤグルマギクと除虫菊
ロベリア
ロベリア「クリスタル・パレス」

1月末になると、ひまわりが咲き始めます。「ジャイアント・ロシアン」という品種のひまわりは2メートルをはるかに越える高さと大きな花が魅力的。ひまわりの種はニワトリたちの大好物です。2月にはベルズ・オブ・アイルランド、カンナが花をつけはじめます。ハイビスカスも元気に花をつけ始めます。

サルビア 「インディゴ・スパイアー」
サルビア 「インディゴ・スパイアー」
ひまわり
夕暮れ時のひまわり

Harvest

紅花いんげん
紅花いんげん

そら豆と絹サヤの収穫が終わりに近づくとそれと入れ替わるようにして夏野菜の収穫を迎えます。バタービーンズやボルロッティビーンズなどの各種いんげん、エアルーム種トマトを数種類、チコリ、ズッキーニ、スカッシュ、メスカリン・レタス、ラディッシュ、ベイビーキャロット等を収穫します。 フルーツも、アプリコット、桃、ネクタリン、プラム、パッションフルーツ、ブルーベリー等の収穫を迎えます。まだ若木ばかりなので数えるほどしか穫れませんが自分の庭で穫れたフルーツを味わえるのは楽しいものです。

お手製の黒い支柱にからみつく赤花いんげんが花をつけると野菜畑のフォーカル・ポイントになります。赤花いんげんは宿根草で、冬は地上から姿を消しますが、夏場にまたつるが伸びてきて一度蒔いたら7年もつと言われています。収穫量も多くスジも固くなくて家庭菜園にぴったりの品種です。

暑さが厳しくなってくるとコリアンダーなどの各種ハーブやレタス、チコリが徒長して花をつけます。いちごの収穫量も落ちるので、切り戻して涼しくなる秋まで一休みさせます。

晩夏になると、新じゃがを土表近くから1個づつ試し穫りします。穫りたての新じゃがはほくほくしてやはりおいしい。

桃
パッションフルーツ
パッションフルーツ
ブルーベリー
ブルーベリー
ネクタリン
ネクタリン

Guests

フジウツギと蝶
フジウツギと蝶

タンジー、ヤロー、ウィンターセイボリー、タイム、レモンバーベナ、ディル、フェンネルなどのハーブ類や徒長したラディッシュ、赤カブ、ニンジンなどの野菜が小さな花をつけはじめると、ミツバチなどの益虫がやってきます。晩夏の庭はまるで昆虫の博物館に迷い込んだようで、いろいろな種類のクモ、ハチ、毛虫などの他、テントウムシ、カマキリなどを発見できます。池からは糸トンボが孵化してきます。夜になると鈴虫の鳴き声がどこからともなく聞こえてきます。

「バタフライ・プラント」と呼ばれるフジウツギの花が前庭に咲き始めるとすぐに蝶々がどこからともなくやってきます。まるで磁石のよう。

Chooks and Pond

あやめや睡蓮が咲いて池が活気づいてきます。次から次へとつぼみが出てきて新しい花を咲かせます。金魚も活発になり、たまに水草の間をかいくぐるようにものすごいスピードで泳ぎ回ったりたまにジャンプして大きな水音を立てることもあります。交尾も盛んで水草にみっしりついた金色に光る卵をみつけることもしばしばです。そっとしておきたい気持ちはやまやまですがアオモの大量発生を防ぐために定期的に池掃除をしなければなりません。

あやめの咲いた池
あやめの咲いた池
睡蓮と金魚
睡蓮と金魚

一方、ニワトリ達も夏は活発になり、朝から外に出たがり鶏小屋の中でも落ち着いていません。朝はけっこう大きな声で鳴き始め、目覚まし代わりになります。オーストラリアには夏時間があることもあり6時前に鳴くことはないので近所から苦情は来ませんが、つくづくオンドリを飼ってなくて良かったと思う季節です。

Jobs

夏の仕事はとにかく乾燥対策につきます。オーストラリアの日射しはとにかく強く乾燥も激しいので、もともと乾燥に強い植物を選んで植えているとはいってもこまめな水やりはかかせません。暑いときは池の酸素が少なくならないようにポンプをこまめに動かすことも忘れられません。日中は暑すぎるので、ガーデニングは晩御飯を食べた後にすることも。野菜につく害虫チェックも欠かせません。トマトにつくアオムシみたいなスズメガの幼虫を探して葉の裏などをチェックしたりします。おいしいものにありつけると思って私のあとをついてくるニワトリ達が喜んで虫に飛びつく姿をみたくて害虫を探すという心境で、見つかると嬉しくて見つからないとちょっとがっかりしたりします。その他、コンポスト作りに励んだり、春の球根を掘り起こしたりします。



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