Garden in June 2001
メルボルンの5月、6月はいっきに日が短くなり、寒くなってきます。雨量も多くなり本格的な冬の訪れまであとわずか。
Blossom
ウィンター・アイリス |
ジリジリとした日射しの乾燥した夏がおわり、涼しくなってくる短い秋には、冬が始まる前に駆け込むようにして花をつけるものがあります。ハイビスカス、グラジオラスやカンナなど本来は夏に咲くものですが、ここの夏はちょっと厳しすぎるようで秋に咲きます。菊などの秋の花や多年草のハーブ類も同時に咲き始めます。
気温が下がるに連れてきてウィンター・アイリスという冬に咲くアヤメが花をたくさんつけ、池まわりに色を添えはじめました。
Harvest
ハーブ3種類−スタンダード仕立てのレモンバーベナ、赤い花をつけたパイナッブル・セージ、その右は黄色い花をつけたウィンター・タラゴン |
ブラッド・オレンジ
今年はじめてマルチーズ・ブラッド・オレンジを収穫! といってもまだ2年目の若木なので1個だけ。早く穫りすぎたのか、中身はあまり赤くなかった。来年に期待。
クワイ
池からクワイを収穫しました。英語ではWater Chestnut(水栗)といいますが、本当に栗のよう。今年18個収穫したうち13個は来年用にまた植えて、5個だけあんかけうどんにして食べました。甘めがあってしゃきしゃきしてとっても美味〜。
ベビーコーン
ニワトリのえさのトウモロコシが季節はずれに勝手にはえてきたのでそのまま放っておいたらけなげにも房をつけていた。といっても寒いので花が開かず受粉しなかったためベビーコーンになりました。受粉しやすい時期に無理にベビーコーンを収穫しようとするよりずっときれいなものができました。来年からこの手でいこう!これもあんかけうどんの具になりました。
Other
コトニアスターの赤い実 |
コトニアスター
前庭にあるコトニアスターという木が赤い実をたわわにつけはじめました。この実をねらってインコなど多くの鳥がやって来ます。でも実はこの木はペスト・プラントに指定されています。鳥のふんを介して自然の中にひろがった種が芽を出して植生バランスをくずすからです。本当は早く切り倒さなければならないのですが、なかなか時間が。。。
バンタムのニワトリ
秋になって涼しくなってくるとニワトリたちは冬毛にかわります。この時期のペキン・パンタムのペッパーは目もあてられないほどのひどい形相。首がすっかり毛なしになってまるで七面鳥か何かのよう。この頃から卵をうむのもストップします。バンタムはカラダが小さいので冬は卵をうまないのです。シルキー・バンタムは毛がふさふさしているのでペキン種よりも1ヶ月長く卵をうみますが6月末には卵をうまなくなります。
いちご
いちごの苗を通信販売で買いました。オーストラリアのいちご3種類のほか、日本ブランドの「愛ベリー」と「くのわせ」という種類も入手。さっそく自家製の棚に植えました。来年の夏の収穫が楽しみです。
翌月の庭をみる