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Garden in July/August 2003


Sunday, 31 August 2003
ネクタリンの花
ネクタリンの花

今週も雨風つづきの天気。暴風雨のせいでせっかく伸びていた絹サヤの茎が折れていました。でも明日からは暦の上ではもう春です。いろんな花が咲き始めています。今週はプラム、ラナンキュラス、白水仙「タリア」が第一花をつけました。野菜の方も油断していたら白菜もタッツォイもミズナもみんな花芽をつけています。菜の花のおひたし三昧になりそうです。ブロッコリやカリフラワーもまだ苗が大きくならないうちに花芽をつけ始めたので大きな収穫は期待できそうにありません。一方、雨続きのおかけで今日収穫したラディッシュはまるまると太っていました。


Sunday, 24 August 2003
パロットシクラメン
フリルが可愛いパロット・シクラメン

今週の最低気温は2度。今日は午後から暴風雨になって近所のユーカリの木が倒れたりしました。ということでガーデニングはお休み。しかし春は確実にそこまで来ています。ネクタリン、アプリコット、クロッカスの第一花が咲きました。

ウィンドウ・ボックスのパロット・シクラメンが満開を迎えています。3年前にいただいた鉢植えのシクラメンにいっぱいついた種から2年がかりで育てて初めて花がついたものなので感動もひとしおです。親シクラメンはフリル・ピンクでしたが子供達はフリル・ピンク、フリルなしマゼンタ、フリルありの白とピンクのグラデーションなどができました。


Sunday, 17 August 2003

今週はキンキンに冷えました。日中は気温がそれなりに上がるのですが風が身にしみます。朝晩の冷え込みも激しく霜害が出ています。ハイビスカスの枝先が霜害で黒ずんでいます。ジャカランダの苗は麻布で覆っているものの生き延びられるかどうかちょっと心配。外にほったらかしにしていたバラの挿し木も3割近くが霜害で黒くなってしまっていました。室内に入れておけば良かった。。そんな寒さの中でも球根はどんどん咲き始めています。背丈が15センチ位のミニチュア水仙"Tete a Tete"の鉢植えが見頃になってきました。フリージアの第一花も咲き始めました。さっそく匂いを楽しもうと思って鼻を近づけるとミツバチが花の中に。しっかりとめしべにしがみついて動かないところをみると凍え死んでしまったのでしょう。可哀想に。

tete a tete
Tete a Tete
フリージアとミツバチ
フリージアと蜜蜂
椿
赤い絨毯
又根大根
収穫した大根

軒下の椿がぼたぼたと花を落として赤い絨毯を作っています。雪があると風情があるのにな。玄関前のピンクの椿も第一花をつけました。

土曜日にオーストラリア人のお友達夫妻を日本食ディナーに招待しました。畑から穫れた大根を使ってふろふき大根も一品に加えました。なかなかおいしく出来たのだけれど、だらしのない又根になってたので切ったらけっこう小さくなってしまいました。

今週は急接近した火星を見ようと思っていたけど寒くてストーブの前で丸まっているうちに時期を逃してしまいました。


Sunday, 10 August 2003

今週は少し寒さが揺るんだかなと思ったら週末にものすごい雨になってどんと冷え込みました。水分をいっぱい含んだ大地からフリージアや水仙など球根のつぼみが顔を出し始めています。ムスカリ、ジャスミン、ミニチュア水仙は第一花をつけました。来週あたりはジャスミンとフリージアの素敵な芳香を楽しむことが出来そうです。一方、プラム、桃、アプリコットなどの果樹の堅いつぼみが少しずつ膨らんできています。

前庭ではマーガレットやアフリカン・デイジーがあふれるように花をつけています。うちのマーガレットは実は植えたものではなく3年ほど前に花壇を縁取る岩の上に勝手に生えてきた強者です。ずいぶん変なところに生えてきたもんだと思いながら放っておいたらよほど場所が良かったのかどんどん大きくなって今では1メートル四方くらいの大きな灌木になってしまいました。今では根っこは岩を真っ二つに裂いてしまっています。恐るべし、マーガレット。

マーガレット
マーガレットの花
マーガレットの根元
マーガレットの根元
プラムの蕾
プラムの蕾

Sunday, 3 August 2003
ブラッド・オレンジ
赤いのわかりますか?

昨日、ブラッドオレンジを一個ためしにとってみました。切ってみると外側を中心に赤い色素がぶつぶつと入っています。ジューシーでなかなかいけましたがもっと赤くなることを期待して残りはもう少し待ってから穫ることにしました。

今日は、イングリッシュローズ「マリーローズ」と常緑クレマチス「クレマチス・アルマーディ」を相棒が作成したアーバーのまわりに植え付けました。どちらもすばらしい芳香がある品種です。暖かい季節にベンチに座りながら白とピンクの花に囲まれて花の香りを楽しむという計画です。今は一日も早く春が来るのを待つのみです。近所ではもう梅が咲き始めています。

今週は良いことだけではありませんでした。オーストラリアでもついに遺伝子組み替えカノーラの栽培が許可されてしまったのです。ちょっとショック。


Tuesday, 29 July 2003
Tulip
まだ冬だけど・・
誕生日に雪! 勤め先のメルボルンでは雪は降っていなかったのにモーニントン半島では日中に雪が降ったそうです。でも帰宅したときは大雨で溶けてしまっていました。日本では「夏女」だったのにオーストラリアに来てから「冬女」になってしまったのは悲しいことですが、いいこともあります。というのは冬場は休眠期に入った樹木の裸苗が安価で手に入る季節なので誕生プレゼントに苗木を希望できるからです。今年はあらかじめリストを相棒に渡しておいたこともあり、希望の果樹をゲットできました。相棒からは自家受粉する矮小種のさくらんぼ「Starkrimson」の苗木を、義父母からは1本に西洋ナシ「Williams' Bon Chretien」と日本ナシ「二十世紀」の2種が接ぎ木された苗をもらいました。また、友達からは矮小種の桃をいただきました。職場では同僚達がカンパしあってお花とケーキを用意するのが慣例なのですが、最近はお花より図書券が欲しいとかいう人たちが現れたこともあり、今年は事前に何が欲しいか聞いてくれました。せっかくだから花は花でも根っこがついているのがいいと希望を出したら、素敵なチューリップの鉢植えをいただきました。「冬女」になるのも悪くないもんです。

Thursday, 24 July 2003
ビクトリア州は雨に恵まれず、ダムの貯水量が減る一方なのでとうとう昨日、節水制限の第二段階に突入することが決定されました。第一段階は庭でスプリンクラーを使う時間に制限があったのですが8月1日から家まわりや車を洗うのにホースで流したり、水の二次使用ができないプールに水を張ったりすることも禁止されます。決定が出された翌日の今日、大雨になりました。貯水池では100mmの降水量があったそうです。これからいよいよ本格的な雨のシーズンに節水というのもこっけいですが、乾燥する夏場に備えるためには仕方ありません(いずれにしろホースはあまり使わないので我が家にはあまり影響ないのですが・・)。恵みの雨が庭に水やりしてくれるので大助かりです。

Sunday, 20 July 2003
Crossed Daikonブラッド・オレンジ
今日も霜が降りて寒い一日でした。こぼれ種が生えるにまかせている野菜畑でへんな野菜を発見。どうもハツカダイコンと大根のかけあわせが出来てしまったらしい。しかも3つもある。試してみると、強烈な大根の臭いの割には生で食べてもマイルドな味。これはいけるぞ、ということで1つ残して種をとってみようかなと思っています。寒くてあまり変化のない野菜畑だけれど、蒔いたことなどすっかり忘れてしまっていたセロリが、あいのこ大根の間で発芽して5センチ丈まで育っていました。白菜が少しづつ大きくなっており、チャイブ、パセリ、人参が新芽を出していました。一方、チンゲンサイはトウが立って黄色い花を咲かせています。マルチーズ・ブラッド・オレンジが色づいてきました。3年前に買った小さな鉢植えの苗木から実を落とさずに残ったのが4個。去年は1個だけの収穫だったのでちょっと進歩。来年は何個出来るかな?

Wednesday, 9 July 2003
週末に図書館から借りてきた新しいパーマカルチャーの本、すっかり気に入ってしまいました。Jenny Allen著のParadise in Your Gardenという去年出版された本です。今までお世辞にもスタイリッシュとは言えなかったパーマカルチャーのイメージをすっかりおしゃれに見せてしまった革新的な本です。ビル・モリソンやデビッド・ホルムグレンの本なんて字ばっかりで(学者だからしょうがないけど)、英語で読むのに一苦労だけど、このJennyさんの本は文章も軽快で全ページカラー版、素敵な写真もいっぱいで、まるで一般のおしゃれな園芸写真集をみているよう。若い女性の感覚でパーマカルチャーを紹介しながらもしっかり内容がある。この方の1.5ヘクタールの庭、ホントにパラダイス。現代のオーストラリア版赤毛のアンとも言えそうなこの方のところには日本人学生も学びに行ってるとか。こんな庭が欲しいよ〜、と叶う見込みのない夢はますますつのるのでした。

Sunday, 6 July 2003
Eastern Rosella 今週はとても冷え込みが激しく零度近くまで下がる日が続きました。鉢植えのアボカドやカフィール・ライム(こぶみかん)、前庭のジャカランダが霜害にあってかなり苦しそう。そんな寒さの中でスプリング・スターやヒヤシンスが球根一番乗りの花をつけました。水仙が小さなつぼみをつけているのも発見。今日は寒いけどお天気は良かったので、すっかり枯れてしまったトマト、なす、いんげんを引っこ抜いたりして庭の整理をしました。むき出しになった土をみるとすぐニワトリ達がやってきて土を掘り返してはノミ掃除をしてました。
一方、我が相棒はついに前庭のコトニアスターを伐採。イースタン・ロゼラが赤い実を目当てによくやってくる木なのですが実は外来種でペスト・プラントに指定されているのです。鳥によって自然の中に運ばれた種から繁殖し在来の植生を乱してしまうのです。バードバスに覆い被さるように繁っていたコトニアスターの代替としてどんな木を植えたらいいか今思案中です。

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